王者のコントは舞台でも映像でもおもしろい! ハナコがそれを証明してくれました。YouTubeにアップされているコントをまとめた異例のDVDながら、たまに見返したくなる珠玉の1枚に仕上がりました。特典映像の「ハナチャンライブ」から見るのがオススメ。

●YouTubeチャンネルを始めてから変化はありましたか?
秋山
:#1「心霊CD」と、DVDにも収録されている「天空龍」は、舞台でやったことがあるコントをロケでやるとどうなるんだろうというところから作ったんですが、リアリティとか、毎回発見がいっぱいありましたね。「天空龍」は公園という設定だったので公園で撮影したんですが、季節もおもしろいんだなと。ちょうど銀杏の葉がすごく舞ってる時期だったので、大人がカードバトルをしてる周りを銀杏の葉がフワ~って舞ってたり、岡部が地面に伏せて倒れるシーンで地面が銀杏の葉で埋まっててきれいで。こういう場面がリアルに撮れるとおもしろさになるんだなあって。

岡部:これまでみたいに1本のネタを何回かライブでやって仕上げていくっていうことはできなかったので、「明日これで撮ってみよう」って集まって、ハウススタジオのレンタル時間は2時間という制限があってということを繰り返してると、瞬発力というか、お互いの呼吸の合わせ方というか、そういうところが鍛えられましたね。

菊田:僕は正直そんなに変わってないですね。舞台もYouTubeも2人が土台を作ってくれるので、僕がそこに乗っかって、「こうやってこう」って言われることに、「はい」「わかりました」ってやってます。同じなんですけど、どちらかというとYouTubeより舞台のほうが好きかもしれないです。僕の性格上のことなんですが、YouTubeって何回も撮り直しできるんですよ。緊張感がないというか。

秋山・岡部:あはははは!

――失敗してもいいや、と?

菊田:思っちゃうんですよね(笑)。

●YouTubeならではのネタという点を意識されてたんですか?
秋山
:はい。映像じゃないとできないことをやろうっていつもディレクターさんと言ってたんですけど、僕らは知識がなくて、#24「裏技」なんかは、「こういうことできますか?」って聞いて、「できるよ」って言われたので、その技術を使うネタを考えようってところから作りました。

●YouTubeのコメントや再生数は気にしますか?
秋山:再生回数は気にしてますね。一喜一憂してます。コメントは楽しく読んでます。#26「絵しりとり」をアップしたとき、ゲームをするっていうYouTubeっぽい感じで始まるコントなので、コントじゃなくてリアルだと勘違いしてコメント欄で混乱してる方いましたね(笑)。そういう反応は読んでておもしろかったです。

岡部:どのコントの再生回数が伸びてどのコントが伸びないのか、ほんとにわからないんですが、そもそも映像コントがYouTubeに向いてはいないなと(笑)。やっぱりコントって流し見できるものじゃないし、どちらかというと映画とかドラマに近いと思ったんですが、そうかと思えば、#59「待ちわびた反抗期」みたいにあっという間に100万超えるようなコントも出てきたり。いやぁわかんないです。

菊田:僕も再生回数はたまに見てましたね。正直、低いなあと思ってました。こんなもんしかいかないんだなあって。

●YouTubeについて誰かに相談したり、参考にしているYouTubeなどはありますか?
秋山
:YouTubeを始める当初はジャルジャルさんのYouTubeを意識して見てたりしていて、ジャルジャルさんもコントだし、でも背景が白バックなので、僕らは全部ロケにしようって。

岡部:僕は東京03の飯塚さんに相談しました。コントをカット割りするのって難しいっていう話をさせていただいたら、飯塚さんも「難しいよなあ」っておっしゃってて。

秋山:それを聞いて、定点で撮影してみようって話し合ったりしましたね。

菊田:僕は霜降り明星の「しもふりチューブ」とヒカキンさんをたまに。

秋山:へー。

菊田:ヒカキンさんってお金使うじゃないですか。見てて気持ちいいんですよね。

岡部:なるほど。

菊田:夢があるじゃないですか。なのでたまに見てますね。

●続けるうちにYouTubeへの向き合い方は変わりましたか?
秋山:YouTubeを始めたときは「登録者数増やすぞ」みたいな熱量は特別なくて、舞台ネタをアップしたり、せっかくなのでネタをもっと多くの方に見てただける場という感覚だったんですよね。今はゲーム実況をやってますが、楽しいですね。コントもそうですが、いろんな実験の場でもあるし、好き勝手にのびのびできる場でもあります。

岡部:そうそう。最初は、やっぱりコントをアップしたいよねって、コントにこだわってやってきたんですが、ほかのことにも興味が出てきて、どんどん試したくなってきてますね。

菊田:今すごくYouTubeが楽しいんですよ。なのに数字が伸びないなあって。難しいですよね、YouTube。そんなにつまんないですかね? 結局なんなんだろう。おもしろいとかつまんないじゃないのかなって思うようになってきました。何が足りないんだろう。マジでわからないですね。

秋山:今すごくビックリしてます……。そう思ってたんだって。そう思ってるのに菊田が一番分析してないんですけどね(笑)。

●特典映像の「ハナチャンライブ~HANACONTE徹底討論会!~」はいかがでしたか?
秋山
:視聴者投票の結果はおもしろかったですね。それが知りたくてこのライブをやった面もあるんですが、予想通りの人気作かなというネタもあれば、実験ネタが入ってきたり、“おもしろい”以外のファンの方々の心理で入ったネタもあるのかな、とか。ほほえましさも感じましたね。貴重な声をいただきありがたいです。

菊田:このライブはめちゃめちゃおもしろかったですね。理想のライブができましたし、僕がこのライブで提案した企画が特典映像になってるので、これはたくさんの方に見てもらいたいですね。

岡部:この日ほんとに楽しかったです。ただ、特典映像の企画はこの「ハナチャンライブ」からの流れなので、このライブを見てからじゃないと、いきなり知らないおじさんと僕らのバトミントンとかどう見たらいいのか(笑)。

秋山:見る順番だけ間違わないようにしてください(笑)。「ハナチャンライブ」からお願いします。

●ライブDVDではなく、YouTubeをまとめたDVDということで、最後に改めて感想やアピールポイントをお願いします。
秋山
:確かにこれまでのDVDとは全然違いますよね。こういう形になると思ってなかったので、うれしいですし、1年ちょっとで100本コントを達成するまで、週2回をずっと続けて来たので、ひとつの達成感があります。

岡部:いつでも見られるYouTubeを有料で販売するってどうなのかなって最初は思いました。でもいざ形になってみたら、スマホのカメラロールにある写真の中で、旅行に行ったときの写真だけアルバムにしたときみたいな、なんかあのワクワクというか、めちゃくちゃ愛着沸いてます。パッケージもかわいく仕上がっているので、旅行のアルバム感覚で部屋に置いておいて、たまに見返すとより感慨深いと思いますし、パソコンやスマホで見るより、DVDで見てもらったほうが、ちょっとエモイ感じもするかなと思います。

菊田:YouTubeってスマホで見ることが多いと思うんですが、これはぜひ、より大きい画面で細かいところまで見てほしいですね。あと、特典映像はぜひ見てほしいです。このDVDでしか見られないネタもあります。

岡部:特典映像のコント「グラス」は「HANACONTE」史上一番シュールかもしれないです。

秋山:確かに。「グラス」に関してはYouTubeじゃなくてDVD特典だからこそ振り切れたネタかもね。

菊田:自信を持ってオススメできます。

『HANACONTE +』

コントを本気で映像化!舞台ともテレビとも違うここでしか見れないコント【HANACONTE】
副音声と、本作でしか観ることのできない撮りおろし特典映像を加えてDVD化!!

ハナコのオフィシャルYouTubeチャンネル「ハナチャン」で公開されている100本を超える【HANACONTE】から
選りすぐりのコント15本を副音声付きで収録!
特典映像は、本作に収録されるコントが選ばれた「ハナチャンライブ~HANACONTE徹底討論会!~」(2021年5月18日開催)と、本作でしか観ることのできない撮りおろし映像5本を収録!

  • 品番:SSBX-2698
  • 価格:¥3,300(税込)
  • 発売日:2021年10月27日
  • 発売元:Contents League
  • 販売元:ソニー・ミュージックソリューションズ
  • 収録時間:本編148分+特典映像101分

収録内容

[本編]  【HANACONTE】から15本を収録!
ハナコ&ディレクター セレクトの7本
ハナチャンライブにて運で決めた枠の2本
視聴者投票による6本

 

[音声特典] 本編の全ネタにハナコの副音声を収録!

 

[特典映像]
ハナチャンライブ〜HANACONTE徹底討論会!〜 映像(2021年5月18日開催)ディレクターズカット

<撮りおろし映像>
コント「踏みとどまる人」
コント「グラス」
コント「再出発〜元ガガーリンのシゲ〜」
「ハナコTHEドライブ」
「バドミントン」

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