ハナコ『タロウ4』発売!インタビュー

結成4年にして「キングオブコント2018」王者の称号を手にしたハナコ、待望の最新DVDが発売! メディアの露出も増えて人気はまさに全国区。波に乗ってますます輝くハナコが仕上げたネタの数々をぜひご覧ください。

●「タロウ4」は初の全国ツアーでしたがいかがでしたか?
秋山:初めてだらけでしたね。特に舞台の幅が変わるっていうのが初めてで。環境が変わって感覚が変わると、「やばいあれが見えなくなる」とか「あの動きがしにくい」とか、道具も変わったり。そんな中で岡部が“体との距離感をとるのが下手”っていう特徴があって(笑)。しょっちゅうぶつかってましたね。机に足をぶつけて倒したときもありましたよ。
岡部:東京公演の本多劇場は広々してたのでよかったんですが、名古屋と福岡が東京に比べるとキュッとしてて。福岡は名古屋の反省があったので大丈夫だったんですが、名古屋はもうゴジラコントでしたね。
菊田:僕は特に心配事もなくツアーをまわれました、「お笑いやってるなあ」って(笑)。ツアーなので泊まれるんですよ。大阪楽しかったですね。
岡部:本来は日帰りだったんだよね。
菊田:そうそう。急遽泊まることになって。あのときは「お笑いの仕事で飯食えるようになったんだなあ」って実感しました。
岡部秋山:あははははは!
秋山:居酒屋行ったんだよね。
岡部:日帰りの予定だったので終演後に飛び出しで出て、スタッフさんの打ち上げ場所に「間に合いませんでした」って。戻るの無茶苦茶恥ずかしかったけど楽しかったです。
菊田:あのとき沸いたよね。
秋山:沸いた沸いた!
岡部:「飲もう飲もう!」みたいな空気になって。
秋山:あれはうれしかったですね。

●全国ツアーで印象に残ったことは?
秋山:客層が違ったのが楽しかったですね。
岡部:まったく違いましたね。
秋山:見てわかるくらい。東京は年配の方が増えてたのかな。
岡部:そうそう。年齢層が広がったというか。
菊田:東京は家族連れ多くなかった? 名古屋はおじさんが多かった。
岡部:ご夫婦とかね。
秋山:福岡は若い女性が多かったよね。なんでだろう。
菊田:大阪は若い男の子が多くて。
岡部:男子大学生みたいな。大阪の男性が多いのはうれしいかったですね。すごくあったかい空気だったし。
菊田:一番やりやすかったかもね。

●ネタについて教えて下さい。
「令和」
秋山:これは今しかできないなと。ほかの芸人さんもやるんじゃないかと思って。
岡部:稽古がとにかく楽しかったですね。

「距離感」
秋山:最近岡部の女装が注目されてるんですが、その中の走りというか。このDVDの中で言うと最初に作った女性ネタだと思います。女装ブーム初頭ですね。
岡部:女性に限ったことではないんですけど、ちょっと自意識過剰な感じの人をやりたいなと。演じるのもめちゃくちゃ好きですね。男女が付き合う前の雰囲気というか、「どっちなの?」みたいな。あの時期が一番楽しいですよね。
秋山:僕もやってて楽しいですね。女性の相手をしてるだけで笑いが起きる感じというか、女性を否定もしてないですし、ただ優しくしてるだけなので(笑)。

「ネタバラシ」
岡部: 最初はただただ恋してる雰囲気みたいなところから始まるので。お客さんはまさかこんなネタだとは思ってないんだろうなって。やりたいだけというか、伸ばして伸ばしてのコントです。
秋山:逃げ切りです。
岡部:なのでツアー中にどんどん短くなりました(笑)。逃げきれてないなと。
菊田:確かに。無駄に後半長いもんね。だから短くなったのか。
秋山:無駄をそいだら短くなったと。

「救助」
秋山:アイデアはずっとあったんですけど、セットや衣装の問題でこれまでずっとできなかったんです。とにかく衣装がちゃんとドラマの「海猿」っぽくウェットスーツとボンベをしてないと難しくて。
岡部:組んで最初の1年目くらいだっけ。
秋山:そう。なのでなぜ今さら「海猿」ってなりますよね(笑)。
菊田:このネタはほんと最後まであんまりうまくいかなかった。
秋山:難易度が高かったんだよね。
菊田:すごく大変なんですよ。動作とかも順番とか、タイミングもあるし。岡部がすごく難儀してるなって感じましたね。
秋山:長いしね。
菊田:毎回本番前はみっちり練習してたよね。

「清掃員」
岡部:僕のかつらに一番こだわりましたね。「絶対オールバックだよね」って話し合ったり。
秋山:若手にとってかつらはやっぱり高いんですよ。パーティー仕様の物だとやっぱりちょっと感じがでなくて、初めて通販でカツラを買いましたね。
岡部:はい。気合入れてかつら専門通販で。
秋山:オチの意見が人によってわかれるのがおもしろいですね。社会人の立場によって違うのかもしれないです。

「インタビュー」
岡部:作ってるときもネタ合わせも3人でめちゃくちゃ笑いながらやってましたね。楽しかったです。
菊田:僕の一人しゃべりは吐くくらい緊張しましたね。ただこれは単独の中で一番好きなネタなんです。けど思ったよりウケなくて。伝えるのってこんなに難しいんだなって。
岡部:あはははは!
菊田:練習のときあれだけ楽しかったのに。
秋山:あるあるですよね。
菊田:ちょっと悲しかったというか、どうやったら伝わるんだろうって。2人が四苦八苦して間を変えてみたり色々やってみたんですけど。
秋山:勉強になりましたね。僕らがインタビューを受ける様になって、その経験値からこれを思い付いて、3人で共感してすごくおもしろかったんですが、ツアーを経て、インタビューをされたことがある人じゃないとおもしろくない部分が多かったのかなという結論に至りました(笑)。ツアーを経ないとその結論まで至らなかったです。業界の方々は「あれが一番おもしろかった」って褒めて下さったんですけど。
岡部:そうそう。芸人席のほうから「ひひひひ」って笑い声とか聞こえて。
秋山:ただお客さんがウケてないからその笑い声だけが聞こえて目立つんですよ。
菊田:はははははは!

「親戚のおじさん」
岡部:登場人物が4人で、僕ら3人以外に子どもがいるんですよね。最初は子どもを誰かがやるっていう案もあって、秋山が子どもやるならまだいいんですけど、やっぱりツッコミは秋山だから、じゃあ菊田に子どもをやらせようかってなったんですけど、違うかなと。
秋山:リアルにやりたかったというか、リアリティの中にあのおじさんを登場させたかったので。

「俺だ」
岡部:これはだいぶ昔のネタですね、
秋山:「タロウ4」ではやってなくてDVD収録のために入れたネタです。
岡部:ライブでもそんなにやってないんですよ。
菊田:このネタ好きなんですよねえ。バカバカしいなあと思って(笑)。このネタに関しては岡部が際立ってるというか、これは岡部ありきの、あのポジションは岡部じゃないとできないなって思います。

「行かないで」
岡部:今どきのネタですよね(笑)。ツアーの締めでやってたネタをDVDに入れないことになったので、どれを締めにするのがいいかなって考えたときに、やっぱりこれかなと。ちょっとハッピーなところもいいですし。
秋山:手ごたえもありましたしね。

●最後に読者にメッセージをお願いします。
秋山:賞レース前の時期だったので「『キングオブコント』出たらこれやろう」って思いながら作ったネタも入ってたり。その辺も予想しながら見ていただけたらとおもしろいかなと思います。
岡部:キャラ系のコントが多いというか、前は設定にこだわってたんですけど、最近は登場人物にもよりこだわるようになってきたので、七変化感を見ていただけたらと思います。
菊田:特典映像に岡部のお母さんが出てくるんですけど、お母さんのボケ方に注目してください。お母さんマジでおもしろかったです。
岡部:僕の原点なので(笑)。

『タロウ4』

キングオブコント2018優勝のハナコが新作DVD「タロウ4」をリリース!

本作は2019年6月に開催された同名単独ライブ「タロウ4」の模様をDVD用に再現し収録した作品。

※単独ライブの模様をDVD用に再現した作品ですので、ライブ公演時とは内容に違いがある箇所も御座います。

  • 品番:SSBX-2672
  • 価格:¥3,800+税
  • 発売日:2019年12月25日
  • 発売元:Contents League
  • 販売元:ソニー・ミュージックソリューションズ

収録内容

【本編】

■新元号発表
■距離感
■ネタバラシ
■救助
■清掃員
■インタビュー
■親戚のおじさん
■俺だ
■行かないで

【特典映像】
■岡部ハーレーを買う⁈

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