『第20回東京03単独公演「不自然体」』発売!インタビュー

『第20回東京03単独公演「不自然体」』Blu-ray&DVDが、いよいよ発売!!
今や全国ツアーチケットがプレミア化しているだけに、発売を待ち焦がれていた人も多いはず。特典映像、副音声、そして何より舞台以上にじっくり見られる3人の表情。今回もぜひたっぷりご堪能ください。

●「不自然体」で印象に残っていることは?
飯塚悟志(以下、飯塚):特典映像にもなっている「やりたいこと公演」は、各々自分で責任持ってやらなきゃいけないですしプレッシャーもあるので、「不自然体」でネタ7本をずーっと全国周っても、追加公演だけ別のライブみたいな感覚で、またちょっと違う緊張感がありましたね。
 
●飯塚さんは「やりたいこと公演」で昔のネタ「バードウォッチング」をされましたね。
飯塚:好きなんですよね、このネタ。もう15年くらいやってると、バイトの休憩所のネタだったらオフィスに作り直したりできることもあるんですけど、今この年齢じゃちょっと無理だなっていう学生役のネタがあったり、やれないネタがどんどん増えていってる中、「バードウォッチング」は、年を取ってからやったほうがおもしろいだろうなってずっと思っていたので。おじさんのああいう痴話喧嘩とか小競り合いって、角ちゃんがちゃんと年を取ってからのほうがおもしろいだろうなって。
 
●実際にやってみていかがでしたか?
飯塚:やっぱりおもしろかったですね。明らかに昔よりおもしろかった。懐かしかったしね。
角田晃広(以下、角田):懐かしかったね。
飯塚:めちゃめちゃ声張り上げて(笑)。無駄に叫んでますから。当時の台本は明らかに雑だったから相当直したんですよ。今見ると「なんでこれがこうなってんの?」って。細かい部分でそう思うところが多くて、そういうところに関しては「あ、成長してる」って思えました。このネタ自体DVDに残ってなかったので、ここで撮れてよかったです。YouTubeにもアップしたいですね。今後もDVDに入ってないネタは「やりたいこと公演」で撮ってもらって、それをYouTubeにあげていければ。
 
●角田さんの「やりたいこと公演」はいかがでしたか?
角田:前回の「やりたいこと公演」で主題歌とエンディングを集めたCDを作ったんですけど、幕間VTRもいい曲が多いんですよ。それをもうちょっと聞いていただきたいなと思って集めてみたんですけど、いやーちょっと映像のほうにみなさんの気持ちがいっちゃいましたね。結果、音楽がこう、あんまり伝わってないなって感じがありましたけど。

●幕間VTRの曲もたくさんありますが、セレクトはどうされたんですか?
角田:難しかったですね。自分の中でいいかなって思った曲や、オークラさんとも相談して決めました。そして、その最後の最後に「生演奏!」って流れにしたんですが、まさかの大根をね、豊本さんに顔面に投げられるという‥‥…。豊本さんが運動神経悪いっていうのを忘れてましたよね。投げさせちゃいけなかったんですよね。体に来ると思ってたら顔に来てビックリ。ほんっとに痛かったです。
飯塚:大根をぶつけられた瞬間は大爆笑ですよ(笑)。
角田:いやビックリしたからね。あんな激痛がドーンッて。
飯塚:あははははは!
豊本明長(以下、豊本):顔面は狙ってないんですけどねえ、なぜかそっちに行っちゃって。
 
●豊本さんの「やりたいこと公演」はいかがでしたか?
豊本:僕、棚橋弘至さんのことをちゃんと言いたかったんですが、それが言えてよかったなと。
飯塚:でも「もういいよ!」とか「もうやめろよ!」っていうツッコミをするとすごくウケてたから、お客さんもそう思ってたんじゃない? 異常にウケてたよ。
豊本:感じてはいます。ビンビン感じてます。
飯塚:ものすごく入ってこないんですよ、豊本の話って。
豊本:もちろん、伝えようとは思ってるんですけど。
飯塚:ほんとにうまく話してくれたらこっちも興味持つと思うんだよね。
角田:それは持ちます持ちます。豊本さん次第。
豊本:もちろん興味持ってほしいんですけど、僕も心折れてるんですよね、どこかで。
飯塚:どこで折れてるの!?
角田:だとしたら早めに折れてるよね?
飯塚:「やりたいこと公演」で心折れるってどういうこと(笑)?
角田:あはははははは!
飯塚:こんなことある? 「やりたいこと公演」で、自分のやりたいことだって言ってるのに、心が折れるってどういうこと?
 
●理想と現実の違いがあったとか?
豊本:そうそうそう。
飯塚:こんなおもしろいことある?
角田:よくよく考えたらそうだね。
飯塚:めちゃめちゃネタにしたいわ(笑)。

●Blu-ray用の特典に「不自然な日 another ver.」を入れた理由は?
飯塚:これ、きれーいにミスってるんだよね、角ちゃん。
角田:そうねえ。
飯塚:流れがよかったんだよね。
角田:よかったー。
飯塚:これをBlu-rayでどうしても見ていただきたい。
豊本:きれいな映像で(笑)。
角田:きれいに残されましたねえ。
飯塚:しかもオープニングコントだったからね。
角田:みなさん切り替えてくれたんですね。
飯塚:お客さんがよく切り替えてくれたよね。
角田:確かに。
飯塚:我々のお客さんはほんとにいいお客さんですよ。
 
●本編で印象に残ってるネタは?
角田:どこかの公演で、「言いにくい人」というラストのネタで、ケータイ電話を持って出なきゃいけないところで、持たずに出てしまって。そのとき、豊本さんがしれっとわからないように持ってきてテーブルの上に置いてくれたときがあったんですよ。そのときに、「とーよもとさあん!」「あーりがとー豊本さーん!」って思いましたね。あのときはカッコよかった。ヒーローに見えましたね。
豊本:その後、顔面に大根をぶつけるんですけどね(笑)。
飯塚:だからトントン。
豊本:僕は、エンディングで言ったこともあるんですけど、全公演通して「二人の雰囲気」の広島公演と大阪公演のおしぼり(アート)の出来がよかったです。
飯塚:俺「同窓会」が好きなんです。ずっとネタにしたいと思ってた設定だったので、これが仕上がってよかったなあって。それだけでもこの「不自然体」はやってよかったなあって思えます。これほんとにあるあるなんですよ。(バナナマン)日村さんが見に来てくれたときも、「同窓会」を好きだって言ってくれたり、若手芸人の子たちも、おもしろかったって言ってくれる子が多くて。作ってよかったなって思いましたね。

●最後のネタ「言いにくい人」はオークラさん作ですが、台本があがってきたときの感想は?
飯塚:これ、初日の前日の昼に来たんですよ。しかも全部じゃないですよ、ちょっとずつ。
角田:あははははは。上がり次第ね。
豊本:小出しでね(笑)。
 
●来たものから覚えるという作業が。
飯塚:そうなんです。
角田:来たら覚え、来たら覚え。
 
●続きはどうなるのかな、と。
飯塚:ほんとそう。でもよくよく考えたら明日初日だけどって(笑)。
豊本:そうそう、あはははは。
 
●最後に読者にメッセージをお願いします。
飯塚:ネタも見てほしいですし、あと映像も。「不自然な会話」っていうショートムービーくらい長い名作があるんですけど、それを見て泣いたって人が結構いるんですよ。とにかくクオリティが高いですから。今や東京2020大会の競技紹介VTRを作るまで上り詰めた男の伝説のVTRです。
角田:ネタは結構深いテーマも多かったりするのでぜひ見ていただければ。僕は音楽も作らせてもらってますが、今回のオープニングでは新しい仕掛けなんかもあるのでぜひそちらも見てもらいたいです。あとは大根。みなさんにはせめて笑っていただければと思います。
豊本:たくさんの人に見ていただいて、少しでも「やりたいこと公演」の内容が伝わるといいかなと思います。分母が多ければ伝わる人も増えるかなと。
角田:プロレス見たほうが早いよ。
飯塚:あっはっは。予習が大事。
豊本:予習しなくてもいいようにやりたいんですけどねえ。
角田:ピンとこないんだよね。でもプロレス好きな人にはわかってるみたいだから、俺が悪いのかな
飯塚:そうそう、俺が悪いのかなって思う。今度はお金払ってきてくれるお客さんに「自分が悪いのかな」って思わせないであげてね(笑)。

『第20回東京03単独公演「不自然体」』[Blu-ray]

2018年7月~10月に開催された「不自然体」全国ツアー(全13ヶ所、全31公演)の追加東京公演を収録。
特典映像に、東京追加公演で披露された東京03それぞれのやりたいこと公演(全3公演)!!!
Blu-ray限定の特典映像として、「不自然な日 another ver. 」、「角田のやりたいこと公演 another ver.」も収録!

<本編>
栄転が決まった飯塚は部署全体のおかしな雰囲気を感じとる「不自然な日」
先輩社員の角田から後輩への「響いた言葉」とは?
「常連客」の豊本と「常連客」に憧れる角田
同級生との懐かしい思い出話のはずが…「同窓会」
ライブハウスの打上げ。ライブに感動した店長がミュージシャンにその思いを伝えると…「二人の雰囲気」
豊美にプロポーズした角田は公園で彼女を「待ちわびて」
サッカーW杯を観るため「言いにくい人」豊本の家に集まった3人

<特典映像>
メンバー3人がそれぞれのやりたいことを披露した3公演を収録!
Blu-rayには「不自然な日 another ver. 」、「角田のやりたいこと公演 another ver.」も収録!

<音声特典>
大好評の副音声コメンタリーは本編&特典映像にも収録!

  • 品番:SSXX-104
  • 価格:¥5,280(税込)
  • 発売日:2019年8月21日
  • 発売元:Contents League
  • 販売元:ソニー・ミュージックソリューションズ
  • 収録時間:本編110分+特典映像54分

収録内容

【本編】
…オープニングテーマ曲「不自然なピアノ」
■不自然な日
…主題歌「不自然回収」
■響いた言葉
…不自然な会話
■常連客
…常連客になりたかったら…
■同窓会
…用意したものを捨てるんだ
■二人の雰囲気
…作ってなさそうの作り方
■待ちわびて
…なさそう
■言いにくい人
…エンディングテーマ「不自然なメロディー」
 
【特典映像】「不自然体」特別追加公演
■豊本のやりたいこと公演
■角田のやりたいこと公演
■飯塚のやりたいこと公演
 
【音声特典】
2度楽しめる!副音声付き!
 
【Blu-ray限定特典映像】(DVDと同じ内容に加えて、こちらも収録されます)
■不自然な日 another ver.
■角田のやりたいこと公演 another ver.
 
※本作の配信(ダウンロード・レンタル)には特典映像・音声特典は収録されておりません。

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