ソロライブとしては実に11本目となるDVD「シャンシャン」が発売となったラバーガール。ナチュラルかつ柔軟な中にも、これまで培ってきた“ラバーガールらしさ”をきっちりと織り込んでいる多種多様なネタの数々は、どれも珠玉の仕上がりです。今年は初のベストネタ全国ツアーも敢行。ますます目が離せないラバガの最新ネタをお楽しみください。

●「シャンシャン」というタイトルになった理由は?
大水:前回のタイトル「大水が出た!」がバカっぽかったので、今回はもうちょっとシャレてて、でもシャレすぎないタイトルはないかなと。
飛永:昔はタイトルにオリジナリティを出すことを考えてましたが、最近はやることがシンプルに伝わるものとか、面白そうと思えるかとか、あとは物販が作りやすそうだなとか(笑)。
大水:「シャンシャン」は楽しげな感じがしていいなと。
飛永:ジャケットはでんすけ(でんすけ28号)君にお願いしたんですが、パンダってどうしてもかわいくなっちゃうんですが、僕らももうおじさんですし、結果的にシャンシャンの柔らかさと絵のデジタル感が面白い感じになったんじゃないかなと。

●1本目のネタはタイトルの「シャンシャン」から作ったんですね。
大水:僕すごく好きなんですよ、シャンシャン。ネットでリアルタイムのシャンシャンが見れるんですけど、結構な頻度で見てます。会いたいですし触ってみたくて、そういうところから作りました。それこそ昔はタイトルと関係ないネタをやってましたけど、タイトルに絡めたほうがわかりやすいし全体もまとまるなと、そういうシンプルな考え方になってきましたね。
飛永:途中で僕がシャンシャンを見て「かわいい〜」って言うセリフがあるんですけど、練習のとき2人っきりでそれを言うのがすごく恥ずかしくて。
大水:そこを抑えめにやるから「もうちょいやってくんないかな」って言ったんですけど、「本番ではやるから」って言われて。1回くらい練習で見せてほしかった。
飛永:そうですね、見せたかったですけどね(笑)。でも練習ではやってないけど、本番で大水さんの手をギュッと握ったり、腕を握ったりしましたよ。練習で出来なかった分を取り返さなきゃなって。
大水:それは伝わりました。

●次に作ったネタは?
飛永:「大水刑事」ですね。これはだいぶ苦労しました。これが出来てマネージャーに台本を送ったとき「面白い」って言ってくれたんですけど、いざ練習してリハーサルで見せたときのスタッフの反応の悪さが「やべえぞ、これは」って、慌てて作り直したんです。
大水:初日のあとに知り合いの作家さんからアドバイスをもらってもう1回作り直して。
飛永:ただ、これまであんまり単独でネタごそっと変えるってやったことがなかったんで、2日目は変えたところを丸々間違えてボロボロでしたね。 DVDには3日目が入ってるんで大丈夫です。そういう意味では「KASOU」もライブ中に変えました。最初は映像がなかったんですが、スタッフさんから初日のあとに「わかりづらい」って指摘があって。リハーサルのときに教えて欲しかったです(笑)。
大水:このネタは逆に最後に出来たんです。あともう1本、そんなに尺が長くなくていいから軽めのネタないかなって考えてて。
飛永:軽めでほかのネタとも要素がかぶらなくてっていう消去法の作り方をしてたので、めちゃくちゃ難しかったです。結果、“言葉ネタ”になったんですが、あんまりやったことなくて苦手な部類だったので、ある意味挑戦でしたね。

●「保育園」はどういうところから?
飛永:まさにうちの子が保育園に通いだして。ほんとにこんなやり取りというか、見学とかあって、シチュエーション的にベタではありますが、みんながやってるわけではないので、いけるかなと。大水さんは全然ピンと来てなかったですけど。
大水:そうなんですよ。子どもがいないから保育園でどういったやり取りがされるのかがまったく想像できなくて、「こういうことあるよ〜」って教えてもらいながら作った感じですね。
飛永:社会派なことも盛り込めたらって話も出てて。大竹まことさんのラジオに出てるのでその影響もあって。ママ友の旦那さんが観に来てくれたんですが、「このネタが一番面白かった」って言ってました。
大水:やっぱり当事者には刺さるんだね。
飛永:そうそう。でも2本目が一番面白かったって言われて、それ以降のネタは苦痛だったのかなとかネガティブなことを考えちゃって(笑)。
大水:確かに。俺も東京03の飯塚さんが観に来てくれて「1本目が一番面白かった」って言われて複雑な気持ちになりました。

●「ファイナンシャルプランナー」も大人なテーマですね。
飛永:これも僕がたまたま知り合いのファイナンシャルプランナーの人に話を聞いてみたので、ネタに盛り込んでみようかなって思ったのがきっかけです。意外とまだネタにされてないテーマだし、自分たちのフォーマットに落とし込めるなと。セリフはほぼ丸々ファイナンシャルプランナーの人が言ってたことです。
大水:普段こういうことって考えないですけど、ネタやったりすると考えますよね。
飛永:ラブレターズの塚本君がこのネタに「大人っぽくてよかったです」って感想をくれて。確かに「保育園」とかこれとか、ちょっと大人の設定になったのかなと。「シャンシャン」も含め、自分たちの今の単独って感じになりましたね。

●「インスト」は大水さんが楽器にチャレンジしてますね。
飛永:以前の単独でダンスやったこともあったんですが、何か大水さんにやらせたかったんです。かと言ってギターとかってすぐ出来ないじゃないですか、
大水:それで「カホン」に。単独の1ヶ月前くらいから練習して、単独前の10日間はピアノを担当してくれた後輩と毎日のように練習してましたね。本番は緊張しました。
飛永:去年、大竹まことさんのラジオで、みんなで演奏するっていう企画があって、僕がトランペット、光浦(靖子)さんがサックス、大竹まことさんがボーカルをやったんですが、大水さんやることなくて。今年もあったらカホンで参加できるなって思ってます。

●「おそ水さん」はどういうところから?
大水:これはすごい楽でしたね(笑)。最初は、色んなキャラの人間が同じ店にどんど
ん来るみたいな設定から考え始めて。
飛永:だったら「おそ松さん」みたいな感じでいけるんじゃないかと。大水さんってそこまでコロコロキャラ変わるとかボケが変わるっていうタイプでもないから、1つのキャラがいっぱい来るほうが面白いなって思ったんです。

●最後のネタ「のれん分け」はすんなり作れましたか?
飛永:意外と難しくて。ラーメン屋の店主がむちゃくちゃなことを言ってるんですけど、ストーリーがないと成立しなかったりとか、結構時間がかかりましたね。
大水:稽古中はラーメン屋のセットがないから、料理を作るシーンは適当にやってたんですけど、いざ本番となるとちゃんと出来なくて、逆に適当にやるっていうボケに変わりました。芸人にはこのネタ好きな人多くて。僕も、ウケてほしいけど最悪ウケなくてもまあいいかという感じのネタですね。
飛永:そうだね、息抜きみたいなとこがあるかもしれないですね
大水:息抜きを最後にやっちゃうっていう(笑)。

●ネタではいろんな変化がありましたが、稽古中も何か変化はありましたか?
飛永:今回、稽古場が全然借りられなくて、さらに僕は子どもが出来たこともあり、早く帰りたかったです(笑)。だからなるべく早めに集まってネタ作りを始めるんですけど、稽古場が開くころには帰りたくなっちゃってる(笑)
大水:僕も僕ですぐ帰りたくなっちゃうんですよ。
飛永:大水さんの理由はよくわかんないんですよ
大水:ただ単に帰りたいっていう。

●今年は初の全国ツアー「ラバーガールベストネタライブツアー 爆笑オンステージ」にもチャンレジしますね。
大水:やりたいねっていう話は昔からしてたんですけどなかなか形にならなくて、ようやく。
飛永:そうなんですよね。今までそういうことを実現してくれる人がいなかったんですが、協力してくれる人が現れて、こんなにトントンと色々決まるんだなあと。あと周りでもシソンヌとかザ・ギースとかも地方でライブをやったりしてるので、そういう情報交換が出
来るというのが大きいかもしれないです。
大水:1回目なのでとりあえずベストネタを観てもらって、例えば次は単独ライブをそのまんま地方に持って行けるように、顔見せじゃないけど、わかりやすいネタが多めの内容になると思います。
飛永:そうですね。ライブに足を運べない地方の方々が僕らを見るのってテレビだったりするので、テレビでやってるネタを多くして、シンプルに面白いなと思ってもらえるネタをいっぱいやろうかなと思ってます。

●最後におひとりずつDVDのオススメポイントをお願いします。
大水:今回もいろんなネタをやってますし、衣装もスタイリストさんについてもらったり、映像なんかも含めて全体のクオリティは高いかなとは思うので、これは手元に置いといて間違いない作品なんじゃないでしょうかね。
飛永:大水さんも言いましたけど、衣装とか映像とか、間の映像ネタとかも含めて、自分たちのやりたいことが1回完成したなっていう感じがします。今を切り取ったネタも多くて面白い単独ライブになったと思うので、いろんな人に観ていただきたいですね。

『ラバーガールLIVE 「シャンシャン」』詳細ページは こちら
 
 
  
「ラバーガールベストネタライブツアー 爆笑オンステージ」

2018年
7/23(月) in 福岡
@スカラエスパシオ(福岡県福岡市中央区渡辺通4-8-28 F.Tビル)
18:30開場 19:00開演

7/25(水) in 広島
@広島YMCA国際文化ホール(広島県広島市中区八丁堀7-11)
18:30開場 19:00開演

7/27(金) ・28(土) in 大阪
@ABCホール(大阪市福島区福島1-1-30)
27(金) 18:30開場 19:00開演
28(土) 11:30開場 12:00開演

★特別公演「ラバーガールと仲間たち ネタ&企画の爆笑オンステージ」
28(土) 16:30開場 17:00開演
この公演は、ラバーガールが仲の良いゲストしずるとラブレターズを迎え、
各コンビのネタと企画が盛りだくさんの内容でお送りします。
※ ラバーガールは、27(金)と28(土)昼公演では披露していないネタを披露する予定です。

8/4(土) in 金沢
@石川県教育会館(石川県金沢市香林坊1-2-40)
16:30開場 17:00開演

8/5(日) in 新潟
@新潟県民会館 小ホール(新潟県新潟市中央区一番堀通町3-13)
17:00開場 17:30開演

8/12(日) in 青森
@BLACK BOX(青森県青森市古川1-14-3)
16:30開場 17:00開演

8/13(月) in 仙台
@仙台市福祉プラザ ふれあいホール(宮城県仙台市青葉区五橋2-12-2)
17:30開場 18:00開演

8/16(木) in 東京
@座・高円寺2(東京都杉並区高円寺北2-1-2)
18:00開場 18:30開演

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