結成3年にして「お笑いハーベスト大賞」優勝&「キングオブコント」決勝進出と、一気に注目を浴びた男女コンビ・パーパー。これまでの男女コンビとは一線を画すその冷めきった主従関係も周囲の興味を惹きつけてやまない、まさに新世代な2人。そんな彼らのことを知りたい人たちにまさにうってつけの初DVDが完成です!

 
 

 
●初DVDを出した感想は?
ほしのディスコ(以下ほしの):早かったなあという感じです。DVDって売れてる人が出すというイメージだったので、僕らまだ結成4年で、こんな早く出せるとは思ってませんでした。そもそも作ったところで売れる見込みもないんじゃないかなって(笑)。
あいなぷぅ:DVDの実物を見てようやく実感が湧いてきました。見るまでは、Amazon等で予約を受け付けてるのを見ても「はて?」みたいな。
ほしの:不安しかありません。「みんな買ってくれー!」って気持ちです。
 
●どんなDVDにしようと考えたんですか?
ほしの:2人での打ち合わせは一切してなくて、僕が全部コンセプトとかプロデュースしました。「ベストネタDVDにしよう」ということになったので、僕たちが、いや僕がおもしろいと思ってる、いいネタだけを残そうと思って考えました。
あいなぷぅ:私は中身に関して何も意見は言ってないですね。デザインに関しては「かわいいほうがいい」とか言いました。
 
●ネタのチョイスはどう決めたんですか?
ほしの:僕ら学生コントが多くて、収録されてるコントも半分が学生コントなんですけど、学生コントが続いたら絶対飽きちゃうと思ったので、観ている人が飽きないように、うまいことかぶらないようにするにはどうしたらいいか、結構悩みましたね。結果、この順番がベストだなと思います。これ誰にも相談せずに決めたんですよ。普段からあまり人に相談とかしないタイプなので。
あいなぷぅ:学生コントが多いからこの順番になったというのは知ってましたけど、まあでも、ほかのコントもおんなじ雰囲気ですからね。
ほしの:なんの苦労も伝わってないのが残念です! 緻密な計算によって叩き出された順番なので、観てる人にだけはわかってほしいです。隣にいる人はわかってなくても目の前の人にはわかってほしい……。
 
●初のDVD収録ということで、こだわった点は?
ほしの:せっかっくなのでネタ中の背景をカラフルに。僕らのネタは音楽とか小道具とかもあんまり使わない無機質なコントなので、色くらいは使ってみようかなということで、背景の照明も見てほしいです。
 
●DVD収録の感想は?
あいなぷぅ:私たちの収録のあとにルシファー吉岡さんの収録があったんです。なのに私たちがすごく押しちゃって。「ルシファーさんをずっと待たせてる!」って思いながら収録したので気まずかったですね。
ほしの:押した理由は照明の調整です(笑)。すごく時間がかかってしまって。まあ僕のせいなんですけど。出だしから遅れてしまったので、そこからは、ちょっとくらいのセリフミスはもう「そのまま行こう」って感じで。すごいプレシャーの中ネタをやってたので、緊張感がすごく出てると思います。
あいなぷぅ:スタジオの後ろのほうで、ルシファーさんが「まだかな」ってチラチラのぞきにくるんですよ。
ほしの:お客さんもいたので、お客さんも1時間くらい待たせることになっちゃって。ネタで、最後にカメラを見るところがあったんですが、カメラマンさんの目が怖くて見れなかったです。
あいなぷぅ:とにかく集中しなきゃって気持ちでやりきりました。
 
●DVDを実際に観てみた感想は?
あいなぷぅ:オープニング映像がDVDジャケット同様、ポップな感じになってて私はすごく好きです。タイトル通りキラキラしてて。ワクワクすると思います。
ほしの:タイトルはあいなぷぅさんに考えてもらったんですけど、最初ちょっとコンセプトがよくわかんなかったんです。僕らっぽくもないし。でもあのオープニング映像が意味を持たせてくれたというか、オープニング映像のおかげでいい感じにしていただけてよかったです。ネタはもっと時間があればと思うところはありますが、それもそれでより生のライブに近いものをお見せできるとプラスに考えております。
あいなぷぅ:ずっと甘噛みしてるのでそれほど気にならなかったんですが、「これこのままいくんだ!?」って思ったところはあります。
ほしの:あははは。編集の力でなんとかなればいいなと思いながら(笑)。
 
●収録されたネタの中で一番思い入れのあるネタは?
ほしの:「キングオブコント」でやった「卒業式」というネタを収録してるんですが、「キングオブコント」では一番大事なところで言い間違えるという歴史に残るミスをしてしまったんです。なので、今回初めて完璧な映像を残せたなと。「キングオブコント」の映像はもうトラウマになりつつあります。
あいなぷぅ:「告白」ですかね。一番短くて、急にふられてもすぐできます。
ほしの:このネタは「ハーベスト大賞」の決勝でもやらせていただいて、それこそ「『キングオブコント』行くんじゃないか」って周りから言われていたネタです。このネタのおかげで「ハーベスト大賞」で優勝できましたね。あと一番最初のネタ「夜の公園」は、テレビに出させていただくきっかけになったネタです。変なカップルの話なんですけど、これはもう僕のノンフィクションみたいなところがありまして。こんな僕にも昔は彼女がいたんですが、辛い思い出をぶつける形で生まれたネタなので、いい思い出に生まれ変わってよかったです。
あいなぷぅ:そんなネタの背景があったとか全然知らなかったです。やばい女性だなとは思ってましたけど。
ほしの:あいなさんぷぅさんはそのときの元カノ以上に悪い女性がすごくうまいなと。
あいなぷぅ:確かに、なぜだかわからないですけど、“ちょうどいいブス”役が似合うと芸人さんたちにもよく言われます。この役も「やりそうだもんね」って。
ほしの:ネタは全部僕が書いてるんですが、できたときは最初に僕が一人二役でやってみせるんです。でもこのネタは素の状態でやってもらうだけでリアルさが出ますね。僕自身、不幸な話が一番似合う人格でもあるので、僕が一番いい悲しい顔ができる相方です。
 
●ほかにもノンフィクションに近いネタはあるんですか?
「ベランダ」はこれに近いものがありました。ケンカして、「反省しなさい」みたいな感じで閉じ込められる、みたいな。逆にフィクションなのは「告白」です。僕が告白されたことがあまりにないので、告白されたいと思って作ったネタ。まったくの願望から作ってます。
あいなぷぅ:告白するネタめちゃくちゃあるんですよ。
ほしの:あはははは。願望か恨みかどちらかが原動力になってます。それを生業とできるのがありがたいです。
あいなぷぅ:私は何もありがたくないですよ。私がずっと告白してるだけっていうネタもあるんですけど、そのネタ出てきたときはもう「末期か」と思いました。
ほしの:ただただ僕がモテすぎるってだけのネタで、「付き合えないよ」って言ってるのに「付き合ってほしい」って言われるという本当に自己満足のためだけのネタです。このネタはさすがに DVD には入れなかったです(笑)。
 
●オススメのネタは?
「募金」はかなり昔、コンビを組み立ての頃のネタです。昔と少しニュアンスが違うんですが、いい話のネタを作りたいと思って、感動的な感じに持っていけたらなと。「リレーの選手」も「募金」と一緒でちょっといい話にしたくて作ったネタですね。大体ネタの最後は僕が舞台上でひとりになるんですが、「募金」と「リレーの選手」だけ、あいなぷぅさんにお任せしていて、今のところこの2つだけなので、ぜひ観てもらいたいですね。
 
●テレビの出演や賞レースなど、勢いに乗っているのはなぜだと思いますか?
ほしの:僕らは最初からずっとこのシステムというか、最近になって特に何かを変えたとかはなくて、以前はお客さんが僕の気持ち悪さを受け入れられなかったのが、僕に対する免疫がついて「気持ち悪いけどおもしろい」っていう感覚に変わったのかなと。
 
●デビューのころと比べて環境は変わりましたか?
ほしの:そうですね。僕は今のほうが楽しくて、やりたいこともできてますし、受け入れてもらえてるなと。
あいなぷぅ:私は、お仕事が増えてきたのはありがたいんですけど、昔とどちらが楽かといえば昔のほうが楽です。バイトをする時間があったので、好きなものを買えて、時間もあったなあと。
ほしの:なんかあんまりあいなぷぅさんが仕事に乗り気じゃないのが不安です(笑)。たまに“ビジネス不仲”って言われるんですけど本当なんですよ。全然ビジネスじゃないという真実を伝えたいです。今年初めてやった単独ライブもまたいつかやれたらと思うんですが。
あいなぷぅ:単独ライブは今のところあまりやりたいと思っていないのが正直なところです。初日にすごくスベって、「楽しみにしてます」ってたくさんコメントをいただいていたので、すごく申し訳なかったなと。しばらくやりたくないですね……。
ほしの:もしかしたら次に DVD を出すときは僕のピンかもしれないです(笑)。
 
 

 
 
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