その場のノリとダジャレで漫才の邪魔をし倒す篠宮&ハイテンションでかえす高松! 今もっとも目が離せないコンビ、オジンオズボーンのベストネタDVD『漫才 する彦やる蔵』リリースを記念したスペシャル・インタビューをお届けします。

 
──昨年2012年の「THE MANZAI」で注目を浴びましたが、特別な意識はしてたのですか?
高松:意識してました。実は2012年は認定漫才師になることだけが目標だったんですよ。決勝なんか、もう本当に運がなかったら行かれへんやろうなって思ってて。それくらいの感覚だったんで、サーキットの結果も信じられなかったっていうのが本心だったりします。
 
──認定漫才師になるってことを2012年に目標として立てて、ダジャレを中心にした漫才を仕上げたのですか?
高松:まあそうですね。とにかく認定漫才師というところですね。ボケ数多いスタイルにしたいっていうニュアンスとか、いろんなこと含めてのあの形だったんですよ。
篠宮:で、出来上がっていざやってみたら、「え、これウケんの?」みたいな(笑)。
高松:いや、初めて舞台でやったときは死ぬほどスベりましたよ。
篠宮:新宿角座の客にはウケたんです。角座でウケて、「めっちゃウケるやん」と思って下北とか、行ってみたらチンチンにスベって。「あ、これ身内ネタか!」って。でもお互い「やめよ」みたいな感じはなかったですね。
高松:僕の中で、こんなに相方がイキイキして、素に近いというか、普段に近い感じの漫才がなんとなくファッと見えた感じがして、なんとなく。で、本当のこと言うと、なんかね、もうけっこう僕ら2011年だいぶ窮地やったんですよね。どん底で、認定にもなれなくて、どうにかしないとと思って、最終的に、コンビで売れるのはちょっとやめようと。どっかで自分の中で割り切って、篠宮をとりあえず前に出すというか、わかってもらう感覚に自分の中で切り替えた。だから「THE MANZAI」も、認定漫才師まで行けば、篠宮っていうこんな変な奴がひとりいるんですよっていうのを発表できると思ってたんで。それこそ決勝行ってみたい的なことは、もともとは考えてなかったですね。
篠宮:僕はダジャレも、ネタ自体も好きなんで、漫才やってる時はウケようがスベろうが、楽しいのは楽しいんですけど、それを飲み会でできなくなったのが辛い。漫才自体は全然辛くないです、楽しいです。

 
──実際、飲み会ではやらないんですか?
篠宮:ダジャレは言うんですけど、「スベ林蔵です」みたいのは……。なんか……「ここでも言うの?」みたいな感じになるので。
高松:言ったらええやん(笑)。
篠宮:言えなくなりました!

 
──今回DVDに収録されているネタはいつできたものですか?
高松:ここ1年、2年くらいのいいネタを全部入れました。2012年に作ったネタが多いですかね。
 
──DVDを見るとわかるんですが、ダジャレひとつでも、いろんなパターンの漫才があるんですね。
篠宮:ファンタジスタですね。
 
──ファンタジスタですね(笑)。実際どういう風にネタを作るんですか?
高松:こっちがしんどいパターンと、相方がしんどいパターンとっていうのがありまして。僕がほとんどネタに関与してないネタとかもあったり。「やりたいんだったらどうぞ」みたいな。
篠宮:「名刺交換」とかも、もうやりたいだけのネタ。
 
──篠宮さんは大変じゃないんですか?

篠宮:全然ないです。
高松:苦労してるようなネタじゃないでしょ(笑)。
篠宮:たぶん他のネタも名前っぽいものは、この「名刺交換」からやったと思うんです。「スベ林蔵」とか、「関節曲男」みたいな、しょうもないなあっていうネタは。
高松:アイドルのネタに関しては、僕がやりたいって言うたんです。僕のセリフ回しが多いんで、その分、確認作業というか、家帰って自分のネタDVD観、てウケてたウケてないとかチェックしたりしましたね。

 
――他のネタでもそういう確認作業をするんですか?
高松:いや、このネタは自分が言い出しっぺだから責任取ろうと思って、やったんです。チェックした後は篠宮に伝えて、「これがああだったこうだった」って説明して。
篠宮:分析してきてるのを聞いて、「サブいなあ」と(笑)。こっち、こんだけふざけてんのに。話進めるほうめっちゃ真面目なんで。
高松:まあ、セリフも僕きっかけだから。
篠宮:たしかに逆やったら、そうかなあと思いつつも。
高松:何回も組み替えてるんですよ、結局。いろいろ付け足したり。まず自分で書いて、家で頭に入れてから合わせに入って、みたいな感じのことずっとやります。

 
――ダジャレってシンプルに笑わせなきゃいけないとなると、いわゆるセリフを噛むだったりとか、ちっちゃいところでスベれないっていうのは大きいですよね。
高松:そうなんですよ。
 
――その高松さんの努力が、ダジャレのウケに結びついてるんですよね。
高松:そうです!
篠宮:あはははははは。
 
──今回はコントも2本収録されてますね。
篠宮:コントはこの2本しかないんです。
高松:「居眠り」にいたっては、相方まったくしゃべんないですからね。
篠宮:これ自体はたぶん一昨年とか、その前くらいにあって。
高松:「キングオブコント」の予選でやりましたね。

 
──特典映像には「篠宮の“ダジャレ力”検証」が収録されていますね。収録はいかがでしたか?
篠宮:楽しかったです。久しぶりに楽しくできました。まあ、クオリティで劣るところはありつつ。いち・もく・さん・くぼた、お祭りBoy、たぬきごはん宍倉、パワフルコンビーフ・コウタとやったんですが、くぼたとコウタは普段からよく飲むんですよ。
 
――後輩のみなさんのダジャレを連発していましたが、篠宮さんが育てたんですか?
篠宮:まあ、ライバルですね。収録では押されましたね。実はMC側だったムートンの伊藤さんもけっこうダジャレがすごくて。いいスパーリング相手です。
高松:まさかの刺客も登場するので、ぜひこの特典映像は観ていただきたい。
 
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