コント師ロッチが贈る、4本目の単独ライブDVD『ロッチ単独ライブ「」(ハート)』。
独自の目線で繰り広げられたこの新作単独ライブに関して、コカドケンタロウ、中岡創一のふたりにインタビュー!

 
――『ラストベストロッチ』『ロッチラリズム』『ラストベストロッチ 2』『PELO PELO PELOTTi』『ストロッチベリー』と、見た目からガラリと変わりましたね。
コカド:それがまさに今回のテーマでしたね。当初予定していた5本が完結したので、ガラッと変えようと。なんとなくですけど。今までは黒のパッケージ5本だったから、次は白5本。予定ではハート、ダイヤ、クローバー、スペード、ジョーカーみたいな。途中で変わるかも知れないですけど。
中岡:コカドくんそういうところありますね。「こうなったらええよな」みたいな、先々のことをよう言うてます。僕の髪の毛を長くしたのもコカドくんですし。
コカド:すべてにこだわってるわけじゃないですけどね。こだわりが偏っていて、単独ライブに関してはこだわっています。

――では、前回5本完成した時には達成感が?
コカド:そこまでなかった(笑)。
中岡:いつもそこまでカチッとは決めてないんですよ(笑)。ぼんやりこうなればいいなあくらい。
コカド:「やりたい」と思った時が一番テンション高くて、実際出来上がるまでに期間が長すぎてちょっと……。だから今回またイチから考える時はテンション上がりました。

――では、今回ガラッと変えるにあたって、一番最初に手を付けたことはなんですか?
コカド:イトルですね。まったく違うのにしたいなと思って記号にしました。ややこしかったですけどね、PC上で記号が出ないとか、チケットもカタカナになったり。決める時にその辺も心配したんですけど、「まぁえっか」って。
中岡:そういう時、僕は、……「なるほど」しか言わないです(笑)。
コカド:でも僕がハートって決めた時、みんな、たぶん反対するんかなと思ってたから、「どうかな?」って中岡君に言った時に、全然嫌がれへんの見て、ちょっとびっくりした。だって、記号で、しかもハートやし。「何をそんな女みたいな」って言われるかもって。「また可愛いと思われようとして」って思われたら嫌やなって思ったら、「ええやんええやん」みたいな感じでしたね。

――ライブの中身はどう変わりましたか?
コカド:今まであんまりやってこなかったこともやろうってことで、アドリブっぽい感じを入れたり、映像を使いながらとか、暗転明転を繰り返すとか、音を結構使うとか。僕ら面倒臭がりなので、そういうネタをあんまりやってこなかったんです。ほんまに自分らだけでできるのが一番いいいと。でもコントやねんからなんでもやった方がいいんじゃないかと。幅も広がるし。
中岡:確かに今回は、「今までのは今までのでOK」ってコカド君言うてました。お互い面倒臭がりっていうのは共通してるんですけど、ネタへのこだわりがあるのはコカド君なので。それで、音とか使おうかってネタ作り始めて。変わることに執着しすぎてるなって思ったこともありましたけど、実際やってみて楽しかったです。
コカド:そういうネタって実際に面倒くさいし、単独じゃないライブであんまりできないんですよ。後に残らないというか、ほんとに単独のためだけのなのでこれまでやってなくて。でも1回やってみようと。これまでやってきて戻るのは戻れるから、1回やってみようというチャレンジでした。

――実際に「娘さんをください」は、ちょっとスポーツのような、変わったネタでしたね。
コカド:あれはガチガチに決めるんじゃなくて、途中でアドリブを入れようっていう遊びのところも。やってて楽しかったから、こういうタイプのネタは今後もいいなと思ってます。
中岡:アドリブというか、僕が失敗してるというか(笑)。アドリブと思ってない方もいるかもしれないですね。
コカド:それはそれでいいですね。
 
――「アゲハの森からこんにちは」はトークショーの設定ですが、VTRを使ってボケるという。
コカド:今回のライブで一番面倒臭かったのがこの映像を探す作業。みんなで探したんですけど、お金がすごく高い映像もあれば、一般の人が撮ってて、「単独で使いたい」って言ったらタダで使わせてくれたのもありますね。

――「誰やったっけ?」など、一見オーソドックスなスタイルのネタも健在ですが、ガラッと変えることは意識しましたか?
コカド:今までやったら中岡君がボケて僕がツッコんで、で、終わってたんですけど、「誰やったっけ?」では、それを最後僕の方がボケると。もう1個進んだことをできたらなと思って。手応えありましたね。最後のもう1個があった方が良かった。
中岡:そんな意図があったんやって初めて今知りました。
コカド:あれ!? 言うてたけどな、作ってる時に。寝てはったんかな
中岡:そういう意識を持ってやればよかったなって。僕の中では今まで通りというか、セリフ覚えるの大変やなって(笑)。
 
――そんな中岡さんですが、「同窓会」での動きはバツグンでしたね。
中岡:あれはもう、みんなにやいのやいの言われて……。
コカド:いやそれは、もっとスムーズにシールを剥がさなあかんのに、なんかぐしゃぐしゃってやってるし、あははは。
中岡:僕の仲良くしてる後輩が、リハ終わってから、作家さん、コカド君、ディレクターさんにやいのやいの言われてる僕の姿見て「かわいそうや」と。「創ちゃんそんな悪くない」って。
コカド:本番の最後のよろける部分はよかったです。
中岡:よかったよかった。
 
――今までとは違う苦労が多かった単独ライブですが、終わった時の感想は?
コカド:やる前に「娘さんをください」みたいなネタが人気あったらいいな、成功やなみたいなことを言ってたんですけど、実際これが一番アンケートで人気があったんでよかったです。
中岡:よかったなって思うことがいっぱいありました。こんなんやってみてよかったなって。でも結果、今までやってきたことが一番しっくりくるなって思いました。
コカド:幅は広がりましたね。

――特典映像の魅力を教えてください。
コカド:「いちじくパーティその後」はライブで流してないので、DVDだけの特典です。あとはライブのブリッジですが、コント観るのがしんどくならないようにゆるく考えて作っていて、休憩の意味もあるんです。ボーっと見れるようなことをやってます。DVD観る時は家で休憩しながら観れるので、自由に観てください。ライブは休憩ができないので、そこが優しさ、ハートです。
 
 
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