新時代“令和”の幕開けにふさわしい爆笑問題の漫才が誕生! 今年日本中が注目した新元号について爆笑問題の2人が気持ちいいほど笑わせてくれます。平成の懐かしい出来事や名場面、名曲もプレイバック。インタビューでは来年のネタについての話も!? ぜひDVDと合わせてご覧ください。

 
爆笑問題『2019年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』
 
爆笑問題『2019年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』●今年の収録が終わったときのお気持ちはいかがでしたか?
田中裕二(以下、田中):毎年恒例でずっとやってることではあるんですけど、終わるとホッとしますね。いつも本番の1ヶ月前くらいからずーっと時間をかけてネタ作りをして、1年の中でも一番時間をかけてやっているので、その瞬間はもうほんとに「終わってよかったな」という気持ちになりますね。
太田光(以下、太田):今回はわりとネタ作りの時間がギリギリだったというか、もうちょっと余裕があるような気がしてたので、いまだに終わったのに気が付いてなかったですね。言われて初めて「あ、終わったの?」って。
田中:いやわかるだろ(笑)。
 
●今年は元号が変わるという大きなネタがありましたね。
田中:ちょうど平成が終わるタイミングでしたからね。収録の日も平成が終わる前日で。今回は収録日がそういうタイミングだというのもわかってましたし、「令和」って新元号もわかっているという状況でしたし、世の中の話題も“平成を振り返る”という企画が多かったですから、僕らも今年に限っては「平成を振り返るネタをやろう」という話はしましたね。
 
●1年を振り返る漫才と平成の30年を振り返る漫才では、ネタのチョイスが大変だったり作り方が変わるなどの違いはありますか?
田中:“平成の30年”っていうのをある程度は意識しただけで、チョイスするネタ分量が特に増えたってことはなかったです。毎年やっていることという感じですね。前半は割と最近起こった時事ネタをやるんですけど、後半は特に今年の出来事にこだわらず、「子どものころはこんなことがよく学校であったね」みたいな、いろんなジャンルのネタをやっているので、そういった意味ではネタを探す範囲が広かったから大変だったっていうことはなかったです。
太田:30年ってくくるのもどうかなと思うところもありましたけど、1年って限定するよりネタ自体は多いほうが楽なんでね。それよりもどちらかというと、爆笑問題の歴史自体がそのまま30年の平成の歴史なので、そっちのネタに行きやすかったですね。
 
●半年前に『爆笑問題のツーショット 2018 結成30周年記念Edition 〜爆笑問題が選ぶBest Selection〜』が発売されましたね。
太田:このときとネタがかぶるかはちょっと気にしましたけど、似たようなことは外せないよね。そもそも俺らの漫才は単語入れ替えてるだけだから。やってることはほとんど一緒。
田中:まあね(笑)。
 
●ネタを選別していく中で残すかどうか迷ったり話し合ったりすることはあるんでしょうか?
田中:ものによっては、作ったはいいけど「この部分は伝わりそうにないからカットしよう」っていうのはありますね。今回は「令和のネタはやろう」というのはあったんですけど、でもテーマを決めて「このネタは必ず作ろう」っていうことでもなくて、テーマというよりネタがおもしろいかどうかで判断してて。例えば平成を振り返ってこんなことがあったとか、最近のいろんな風潮とか、作家陣も含めてみんなである程度ネタをバーッと出して作り始めるんですけど、その中で掛け合いをしてみて、ネタとして成立するものと伸び悩んでカットするものとかボツにするものはそれぞれありますね。本番でやったものはボツにならずに進んだものという感じです。もうちょっと考えたらいけるかもっていうときもあるんですけど、時間も限られてますから。
 
爆笑問題『2019年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』●新元号が決まってからネタ作りを始めたのでしょうか?
太田:実は「令和」って知ってたんです。
田中:なんでだよ! すごい立場だな。厳密にいうと、実はその少し前から作り始めてはいたんです。4月1日に発表っていうことはわかっていたので少しずつ進めていて、「令和」って決まってからはそのネタも考えつつ。
 
●発表の際のこともネタになっていましたが、実際にその瞬間もネタのことは意識されてたんですか?
田中:いや全然。家でたまたま子どもとテレビを見ていて、「何になるんだろうね」って言いながら、まさにNHKを見てました。出た瞬間に額が手話とかぶったときは、子どもと一緒に「邪魔邪魔!」って言ってて。ほんとにほかのご家庭と同じような感じで、ネタのこととか全然念頭になく見てましたね。
太田:「邪魔」って言わなくたって、そのあとすぐわかるじゃない。その瞬間だけが令和なわけじゃないんだから。
田中:そんなのわかってるよ!
太田:僕はちょうど病院にいたんですけどね。
田中:番組で頭を打ったからね。
太田:病院を移る途中かなんかの車の中で見たので、あんまり覚えてないんだよね。
田中:覚えてるだろ(笑)。
 
●その太田さんが頭を打ったエピソードも今回の漫才に欠かせないエピソードになってますね。
太田:今回の収録前にね。ちょうどタイミングよく。
田中:たまたまね。漫才って、僕らに限らずほかの芸人さんたちもそうだと思うんですけど、自分たちの時事ネタというか、プライベートのことでみんなが知ってるような、結婚したとか離婚したとかケガしたとか、そういうニュースを掴みでよくやることがあるんですが、この太田のケガに関しては特にバラエティ番組の生放送中の出来事でしたからね。その映像もほんとに衝撃的だったというか、いろいろ話題にもなりましたし(笑)。何のネタ使うかってなったら、もうこの話題しかないって感じでした。逆に何も触れなかったら観てるお客さんも、「そんなに深刻なの?」「何かあるのかな」って思っちゃいますよね。
 
爆笑問題『2019年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』●爆笑問題の漫才といえば太田さんの自由なところも魅力の1つですね。
田中:そうですね。『爆笑問題のツーショット』は長尺なので、太田がテンション上がって突っ走って一人コントみたいな感じになるっていうことがちょこちょこあるんですが、評判がいいというか、ありがたいことにウケるんですよね。けど、『タイタンライブ』とかネタ番組のような5分、10分のネタ尺ではなかなかできないので、ツーショットならではというところもあって。それで前回は太田の一人コントをいっぱいやっちゃって、それがほんとに多すぎて、もうなんかヘトヘトになっちゃったんですよ(笑)。そういうことも踏まえて今回は要所要所に。僕はバランス的には今回がちょうどいいくらいかなと。
 
●今回は太田さんがよく歌っていた印象があります。
太田:今回はミュージカルだから。
田中:いやいや(笑)。僕も個人的に好きなところが結構あったんですが、そういうところに限ってDVDではカットになってる(笑)。
 
●たまに太田さんがポロっとそのときの空気感を口にすることがありますね。
太田:そう。お客さんがそう感じてるなと思ったら先に言っちゃう。観覧に来てくれる方たちはもうほんとにいいお客さんですよ、我々にとって。
田中:すごくやりやすいよね。わざわざ応募してきてくれてる方々なので、とってもホーム的な空間でありがたいです。
 
●2020年には東京五輪も控えているので、またどんな漫才が生まれるのか楽しみです。
田中:そうですね。また来年の春くらいかな、1ヶ月半前くらいから「そろそろだねえ」みたいな話をするんでしょうね。開催直前なので、今からじゃ想像つかないような世の中的な変化があるかもわからないですしね。
太田:山里(南海キャンディーズ)のネタから始めないとね。
田中:いやいや! もうそれは今月の『タイタンライブ』でやるでしょ。
太田:いや山里のネタから入りたいね。
田中:丸1年遅いよ。それにもしかしたらアンガールズ田中も女優さんと結婚して、山里と蒼井優夫婦より話題になってるかもしれないよ? 「山里夫婦でビックリしてた俺らは何なんだ」ってなってたらすごいけどね(笑)。
 
爆笑問題『2019年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』
 
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