まさに裸一貫! 「R-1ぐらんぷり2017」王者・アキラ100%が、100%の力を込めて初のDVDを仕上げました。日本一に輝いたショーネタ、大晦日に話題沸騰となったコントネタ、特典映像には珍しい着衣コントも収録。さらに生でも電波でもできないDVDならではの撮り下ろし企画は必見! 裸芸のさらなる可能性を感じる名作です。

 

 
●優勝後、さまざまな場面で活躍されていますがどのようなお気持ちですか?
アキラ100%:今までずっとテレビで見てた方たちと一緒にお仕事ができて本当にうれしいと思いながらも、なんかまだ流されるままで。うまくできたのかどうなのかもちょっとわかってない部分が多いんですけど(笑)。そんなにガツガツする年齢でもないので、とにかく人の話をよく聞こうとは思ってやってます。前に前に出て一言でも多くオンエアされたいという気持ちはあるんですけど、会話にならないとテレビショーにならないと思うので、とにかく話はよく聞こうと思ってます。自分だけの力じゃダメなのももうわかってますし、裸でぐるぐる空回りしてるのは、なんか見てて気持ちいいもんじゃないなと。百戦錬磨の方々がいらっしゃるので、自分は自分のできることだけやって、身を委ねてるところはありますね。
 
●事務所の先輩で前回王者のハリウッドザコシショウさんに相談することはありますか?
アキラ100%:相談は特にしてないですね。シショウはあのまんまというか破天荒というか、パワフルが売りなので人の話を聞かなくてもいけるキャラだと思うんです。逆にバイきんぐ小峠さんの場合は反射速度がすごく速いとか、そういうそれぞれのストロングポイントというんですかね。僕は裸ネタが1個ストロングポイントかなとは思うんですが、そのほかの強い部分があまりないと感じているので、グイグイ肩を回してどうにか爪痕残すよりも、自分の出代(でしろ)がワンポイントでもあれば、そこをがんばりたいなと。このキャラだからというのもあるかもしれないです。裸でグイグイ行って「やだなこいつ」って思われたら余計無理だと思うんですよね。こんな格好してますけど、好青年でありたいというか(笑)。「裸なのに丁寧」って1つノッかってますし、丁寧にと心がけてることがいいように転がってくれてるのかもしれないですね。
 
●副賞の冠番組が放送された反響は?
アキラ100%:ほんとにたくさん反響をいただいてます。初めて自分の名前で番組を作ってもらって、すごくうれしかったのもありますし、いろんな方に出ていただいて、サポートしてもらったことがとにかくありがたいですね。海外ロケは2回目で、1回目のときは「丸腰刑事」でカナダに行ったんです。今回はニューヨークでショーのネタだったので、カルチャーの中心地でこのネタをやれるというのはもう、ドキドキもありワクワクもありましたね。
 
●優勝後、元相方さんとはどのような話をしましたか?
アキラ100%:電話もしましたし、会いましたね。「おめでとう」と。準決勝も観に来てくれてたので、「俺は準決勝のときに優勝するんじゃないかと思ってた」って言ってくれて。うれしいですね、ほんとに仲がよくて。コンビ最後のほうはギクシャクしていたこともありましたが、元は大学の同級生で友達なので、そっちの関係性のほうが強いのかもしれませんね。今はお互い結婚して大人同士というか、大学のときの共通の友人たちと集まる機会もありますし、そうやって周りに助けられてる部分もあるのかなと。
 
●元相方さんは現在の裸ネタどう見てるのでしょうか?
アキラ100%:コンビのときからたまに困るとよく脱いだりしてたんです(笑)。上半身脱いでケンカするみたいなくだりでブルース・リーのマネしてみたりとか。そういう意味では、コンビで作ったネタが元ネタになっているので、今になって活きてるんだなって思いますね。
 
●初DVDのパッケージを御覧になった感想は?
アキラ100%:洋画のパッケージみたいでカッコイイですよね。“裸の王様”ってところから発信しているので、王様っぽいのがいいなと思ったんです。なんとなく王冠と杖、あと玉座のイメージがあったので、立ってみたり座ってみたり、王冠付けたり付けなかったり、いろいろやったんですけど、その中ですごくいい写真を選んでいただけました。
 
●どういう内容にしようと思って作ったのでしょうか?
アキラ100%:僕の場合、裸のネタで優勝させてもらったので、いろんなネタではなく裸のネタにこだわって作っていきましょうと。ただ特典映像では着衣のコントも入ってます。裸のネタをするまではこういうネタをやってたんです。久しぶりにやりましたね。
 
●収録の感想は?
アキラ100%:緊張しました。DVDですから撮り直しもきくんですけど、やっぱり初見の反応が一番いいですから。そういう意味でも一発でうまく笑わせないとと思って。
 
●特典映像では事務所の先輩たちがアキラさんのネタに挑戦してますね
アキラ100%:そうなんです、バイきんぐの西村さんとだーりんずの松本りんすさんに。自分のネタのHOWTO講座みたいな内容なんですけど、1人でやるより講習生みたいな人がいたほうがいいんじゃないかという話になって協力してもらいました。リンスさんと西村さんって素材がすごく面白いお2人なので、流れはほぼフリーでやらせてもらいました。実際にやってみてほんとに面白かったですね。おじさん3人が裸で揃って(笑)。初心者の方がミスしやすいポイントとかを僕が教えつつ、もちろんDVD上は絶対見えないんですがミスもあって。でもお2人とも飲み込みが早くて上手でした。
 
●「新技実験 de SHOW」はどのような内容でしょうか?
アキラ100%:今まで、思い付いていても成功するかどうかフィフティフィフティな場合、ライブやテレビではちょとできなかったので、今回DVDの力を借りてやらせてもらいました。ドライアイスを使ってみたりとか。これをどうにかテレビでできるくらい完成させたときには、みなさんに「ここから始まったんだな」って思っていただけたらうれしいですね。
 
●ほかの芸人さんから裸ネタを提供されることはありますか?
アキラ100%:たまにありますね。自分では思いつかないようなことをポンって言ってくださったり、それがアイデアになったりすることあります。それこそ扇風機のネタは誰かが「思いっきり走ったらお盆落ちないとかないですかね」みたいなことを言ったんですよ。それは面白いなと。ただお盆だと思いっきり走っても落ちちゃうので、ちょっと軽い銀皿みたいなのに変えて、最初は自分で舞台を前から後ろに駆けてたり、それはそれで面白かったんですけど、逆に風を送るのはどうだろうということで今の形になりました。
 
●「丸腰刑事」からショーに変えて、やりやすさややりづらさはいかがでしたか?
アキラ100%:どっちもいい所がありますね。僕は元々コントとか芝居が好きなので、丸々コントでやる「丸腰刑事」が面白いなと思いながらも、ちょっと冒険した技ができるという意味ではショーのほうがお客さんに披露するには向いてるのかなと。コントだと、ある程度見てる方に歩み寄って来てもらわないと笑えないというか、「は?」って言われればそれまでのネタなので(笑)。ショー形式のほうが見やすいですし、営業とかでは特にこちらのほうがウケますね。
 
●ショーが誕生したことが突破口になりましたか?
アキラ100%:完全にそうだと思いますね。去年は「丸腰刑事」で「R-1ぐらんぷり」準決勝までしか行けなくて、今年挑戦するとき「コントじゃ絶対優勝できない」と思っていたので、今年はこのショーで予選から全部押していきました。そこまでコントにこだわってやってるということでもなかったですし、このショーも変な話、“ラスベガスでこういうのをやってる人”って思えばそれはそれで1個のコントかなと。
 
●今後の新ネタについてはどういう構想がありますか?
アキラ100%:もっとできることをいろいろ考えていきたいですね。要は、お盆というか、どうやって隠すかというところにもっとこだわっていきたいです。これまでもこれで2年やり続けるってまあまあ大変だったんですけど(笑)、ないところからが勝負な部分もあるじゃないですか。あるところまではみんな思い付くので。もしかしたらここからが本当の勝負なのかもしれないですね。
 
●最後に読者にメッセージをお願いします。
アキラ100%:今回「R-1ぐらんぷり」で優勝できて、裸のネタにこだわって、いろんな形でみなさまに笑ってもらえる1本のDVDができました。ぜひ何も考えずに、難しいことを考えずに、見ていただければうれしいかなと思います。

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